前回の冬の海沢渓谷に引き続き、今回は冬の百尋の滝に行って来ました。
それでは早速ですが冬の百尋の滝を動画でご紹介します!
2013年1月21日の百尋の滝
奥多摩の滝と言えばやっぱり百尋の滝。日本の滝100選には選ばれていませんが落差40メートルを誇る迫力満点の滝です。
前回の冬の海沢渓谷の時の大滝にも立派な氷爆が出来ていて感動しましたが百尋の滝なら更に凄いものが見る事ができるのではないかと思い早速出向いてみました。
1月14日の雪の影響で川苔山に向かう登山道もすっかり雪道。
既に他の登山者の方が歩いた道をトレースするだけでしたので一歩を間違えて踏み外すという事はありませんでした。
雪山登山と言えばおこがましいかもしれないですが軽アイゼンを装着したスタッフには十分な雪山登山でした。
雪山登山と言えばおこがましいかもしれないですが軽アイゼンを装着したスタッフには十分な雪山登山でした。
川苔山に向かう登山道は沢沿いを歩くため多くの橋が架けられています。軽アイゼンを装着して渡る雪の橋はなんだかとても緊張しました。アイゼンの爪が板に引っかかてコケるんじゃないか、そしてそのまま・・・みたいな想像をすると足が少しだけすくみますが、じゃあず〜っとそんな緊張感が続くのかと思えばそんなことは無くて、今年初めて歩く雪道にワクワクと心躍らせ、つららで出来た氷のシャンデリアや天然スケートリンクなど川苔山登山道が魅せる自然のアートが道中を楽しいものにしてくれました。
川乗橋のゲート。
日原街道。斜面に残る雪。
画面には写っていないが路肩に雪が固まっている通りも合った。
川乗林道は路面が凍っていて自転車で走るには困難を極めた。
沢に架かる橋。この先幾つもの橋がある。
軽アイゼンは必須。
道に突き刺さったつらら。
その先に頭上注意の注意書き。
氷のシャンデリア。
梯子を降りて百尋の滝に向かう。
天然のスケートリンクと百尋の滝。
夕方に近づくと西陽の影響で雪が金色に輝く瞬間が訪れた。おもわず足を止め夕影に映える山々を眺めた。
頑張って歩いたご褒美かなと少し感傷的な気分になりそうだったが、頑張ったも何も細倉橋から往復でたったの2時間程度(笑)
ご褒美でも何でもなく、当然訪れるいつもの夕陽だろ、と自分にツッコミを入れて、また歩き始めた。
だが今回見た夕陽もそうだが自然が魅せる表情は本当に美しく、それは一瞬だったりとても短い期間だったりする。
百尋の滝の氷爆もやがて溶け始め事実、春にはその痕跡すらないだろう。それが分かっているから、一瞬の巡り合いが嬉しくてその瞬間に立ち会う度に、感嘆の声を上げたり、時には言葉を失い、ただただ見つめ立ち尽くしたりする。のかなぁ・・・。とそんな事を思いながら一人氷爆ツアーは幕を閉じました。
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