皆様、昨日のふたご座流星群は観ることが出来ましたか?話によると1時間に50個前後の流れ星が観測でき、時間帯によっては100個前後の流れ星が観測できるというお話でした。しかも新月などの好条件が揃い星を観測するには絶好のコンディションとのこと!
スタッフのマーも気合を入れて撮影に出かけたのですが冬の流星群の撮影はなかなかに難しいものですね。
まず寒い。ダウンジャケット1着では寒く予備で持ってきていたダウンジャケットを重ね着して寒さをしのぎ、持参したホッカイロ10個も使いきりました。車の中で待機する時も寝袋に足を突っ込んでブランケットを羽織っていました。冬の撮影には準備も体力も必要だなぁとあらためて感じました。
写真に関して言えば、予め決めておいた構図の中になかなか流れ星が来てくれず、また写ったとしても小さい流れ星だったりして、満足いくものがなかなか撮れませんでした。
普通に星空を撮るだけではなんだか味気ないので奥多摩の山々をバックにだれでも分かるオリオン座をフレーム内に配置して星景写真を撮ろうと思ったのですが、なかなか好みの流れ星が来てくれません(笑)
星座が動いては撮影場所を変え構図を変え悪戦苦闘しながらなんだかんだで早朝6時まで撮影して初めての流星群撮影は幕を閉じました。もう眠いです(笑)あと首が痛い(笑)
それでは奥多摩で撮れたふたご座流星群の写真を1枚ご紹介します。
ふたご座流星群(2012年12月13深夜撮影)
夜明け前の4時30頃の流れ星ですね。写真左が明るいのは夜明け前の東の空ですね。写真右は滲む天の川。その中間、天から降る流れ星。
火球クラスの流れ星も写っていたのですが配置が悪くてボツ(泣)
上記の1枚を丹念に現像して(といってもデジタル・・・)ひとまず出来上がりとしました。
しかしこの日の夜空は本当に美しかった。この星空の雄大さに感動しパーっと心も晴れるのですが、しかしすぐ隣には大小様々な日々の現実の困難が控えていてまた悩む、その人の心の振り子具合を想像するとなんだか可笑しくて、おもわず撮影中に笑いがこみ上げてしまいました。
星空は素敵です。
この雄大な星空に感動するも良し、ハッと我に返り現実にため息をつくのも良し(笑)
それでも人は星空を見上げることを止めないし、数年に1度の観測好条件が揃えばミーハー気分で星空観察に出かけます(笑)
奥多摩の星空!良いですよ〜。ぜひ1度奥多摩に星空観測しに来ませんか〜?
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