いよいよ10月ですね。今年は残暑がほとんど感じられなかったせいか秋の訪れがとても早いように感じます。奥多摩も8月後半から涼しい日が続いています。例年ですと奥多摩の紅葉のピークは11月中旬頃ですが今年は少し早いかもしれません。というより全国的に紅葉の訪れが早いですね。登山好きの当店スタッフ(主にこの記事を書いているものですが・・・)が北アルプスを中心とした各所に点在する山小屋のブログをチェックしてみると、どこの山小屋のスタッフの方も今年は紅葉が1周間から10日は早いと仰っています。
そしてこの情報を聞いたら居ても立ってもいられなくなり9月28日早朝から2泊3日で実際に北アルプスの涸沢(からさわ)に登山をしに行ってきたので現地の様子を写真と共にお届けしてみたいと思います。
奥多摩の事とは関係がないかもしれませんが、すぐそこまで来ている奥多摩の紅葉シーズンに想いを馳せる事ができるかもしれません。強引でしょうか(笑)
涸沢カール(2015年9月30日撮影) |
涸沢は「からさわ」と読みます。あまり馴染みがありませんよね。
カールとは氷河の侵食によって椀状にえぐられたような谷の事をさすようです。
日本有数の山岳リゾートでもある長野県の上高地から6時間ほどでこの涸沢に到着します。
また涸沢は穂高連峰の山々のアクセス地でもあります。
去年よりも1周間程早くピークを迎えた涸沢の紅葉。初めて訪れましたが穂高の山と相まって正直圧倒されました。例年この時期なるとこのロケーションを目指して全国から多くの人が訪れます。
涸沢小屋からの眺め(2015年9月28日撮影) |
今回はテント泊だったので自由気ままに過ごすことができました。しかし涸沢に到着した9月28日(月曜日)でも夕方前の時点でテントの数は250張りでした。シルバーウィーク期間中は1日750張りだったそうです!想像を絶しますね。
涸沢小屋からの眺め(2015年9月28日撮影) |
テント場と涸沢小屋とその上の北穂高岳、そのとなりに小さく明かりを灯している北穂高小屋。(9月28日撮影) |
スーパームーンに照らされた涸沢カール(2015年9月28日撮影) |
北穂高岳登頂!(2015年9月29日撮影) |
朝日を浴びて(2015年9月30日撮影) |
バイバイ涸沢!(2015年9月30日撮影) |
登山初日は上高地からの長い道のりを経て赤いナナカマドが見えた瞬間は興奮しました。テンションが上がりました。高揚しました。実際には少しニヤっとしただけですが・・・。とにかく嬉しかったですね。
しかし、いややはりというべきか奥多摩の紅葉には奥多摩の紅葉の良さがあるなと再認識しました。多くのカエデが実る奥多摩の紅葉景色も最高です。あぁ今から待ち遠しい。
晴れの日が続いたりスーパームーンがあったりとなかなかこんな条件で訪れることは今後できないかもしれませんが涸沢にはいつかまた来たいですね。
長々とお付き合いありがとうございました。
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